『雨を乞う』
農耕民族であった私達の細胞には、
自然や天気という大きな事象への敬意が深く刻み込まれている。
日々の生活から、信仰が生まれ 、文化になり、芸能や芸術も生まれた。
各地で語り継がれる民話もそのかたちの一つ。
雨乞いにまつわる民話も各地で様々だ。
どのお話も舞台は今生きている「ここ」でしかない。
その土地の風土と対話しながら生活し、そこで生きる智慧を伝え、
実りのために、適度な天候を祈る。雨乞いも晴乞いも、生きる為に。
その舞台に生きる人々は切実な当事者だ。
現代の都会の真ん中。
今ここで、私達はどんな雨乞いをするべきか。
作家たちがつくった8個の仮面と向かい合い対話する。
それぞれの声に導かれ 、雨乞いの物語を書いた。
今ここに生きる私達なりの雨乞いの民話。
仮面たちはそれぞれの門をひらく。
その奥の絵の世界へと入ってみてほしい。
雨乞いの、儀式の参列者として。
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◆雨を乞うmovie◇
□雨を乞うphoto■
2014 7/12(土)at VACANT
☂『雨乞いの仮面展』に出展された8種の仮面を用いたパフォーマンス作品
8個の仮面を元に書き上げた物語
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