遊ぶための場所である吉原の、
遊ぶための場所
花園の公園
線で囲われたその場所
そこで遊ぶにはルールがあり、
厳格に存在するルールもまた線である
遊ぶとは
演じるとは
日常と非日常の線とは
おとなとこどもの線とは
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2013 3/3,10@花園公園
吉原芸術大サービス
—線の上で踊る—
出品作品
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【作品概要】
日常の花園公園。観にきてくれたお客さんと遊びはじめる。
江戸の吉原の地図を公園に白線で引きその線の上で観客を巻き込み線鬼をする。
次第に遊びの動きが踊りに変わり、線の上で踊らさせる。
次第に薄れて行く線、残る線、見える線、見えない線。
地面に張ったロープを縄跳びにしたり、線を様々にとらえていく。
次第に音が緩やかになり、現実にもどり、実際にそこにいるこどもを交えて遊びはじめる。
遊びの時間をさかのぼるように反時計回りで公園を走り回る。
最後にはこどもたちとかくれんぼがはじまり、「もういいかい」「もういいよ」の声が響く。
遊びの気配と余韻の残る吉原の静寂にたたずむ。
offline verでは東山自ら音を扱い、その場の”生”の遊びに身体と意識が準ずる。
online verでは音楽家にPCとテノリオンの電子音にコントロールされ、演奏者越しに白線の上で遊ぶ身体はonlineゲームを実体でみているような風景となる。
【音楽】offline ver…楽曲提供:安永哲郎&テノリオン原曲:齋藤紘良
online ver…演奏/音響:渡辺俊介&津田翔平
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テノリオン,ラインマーカー, ロープ
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